創業にあたって
弊社は、工業用X線CT装置の開発、販売、メンテナンス、X線CT撮影サービス、コンサルティングを主な業務として、2021年10月に創業いたしました。
長年にわたり非破壊検査、X線装置開発、X線CT装置開発製造に携わってきた経験を、装置制御の開発力に優れた実績を持つ株式会社イェンドレッドと3Dプログラムの豊富な経験を持つ有限会社ホワイトラビットと提携することで、実践的かつ優れた製品を提供することを実現しました。
工業用X線CT装置とは、医療用CT装置の原理を元に工業用に特化し、人体以外の様々なサンプルの高解像度な断層画像を撮影する装置であり、主に非破壊検査の分野で利用されています。
しかし、近年では装置の高精度化が進み、構造解析、寸法測定、3Dモデルの作成といった高い精度が求められる分野での活躍も期待されています。そして高精度化には、X線管・検出器・サンプルステージといったハード面と、撮影方法および3次元画像計算プログラムなどソフト面の両方をユーザー様に合わせて最適化することが何より重要です。
弊社はユーザー様に対して最適化されたハードおよびソフトを開発できる環境が整っています。これまでお取引いただいている装置ユーザー様からも信頼をいただいており、継続的に装置製造・改造・メンテナンスのご依頼を数多くいただいております。
今後も経験を積み重ね、より一層顧客のニーズに合わせてカスタマイズされたX線CTスキャン装置を開発してまいります。
2022年4月 代表 冨塚 貴史
会社概要
会社名 | 株式会社 Voxel Works / カブシキガイシャ ボクセルワークス |
事業内容 | X線CT装置開発、製造、販売、メンテナンス、X線CT撮影サービス |
設立 | 2021年10月1日 |
資本金 | 12,000,000円 |
本社所在地 | 〒116-0003 東京都荒川区南千住8-5-7白髭西R&Dセンター211 |
代表取締役 | 冨塚 貴史 |
取引銀行 | 住信SBIネット銀行、東京東信用金庫、城北信用金庫 |
協力会社 | 株式会社イェンドレッド、有限会社ホワイトラビット |
所属団体 | 日本検査機器工業会 https://www.jima.jp/ |
会社沿革
2021年10月 | 資本金300万円で設立 |
2022年07月 | 資本金を900万円に増資 |
2022年12月 | 東京都研究開発型創業支援施設内に南千住開発室を設立 |
2023年04月 | ものづくり補助金に採択される |
2023年11月 | ボックス型X線CT装置VOXIA boxシリーズを開発・納品 |
2024年03月 | 大型試料CT撮影システムVOXIA roomシリーズを開発・納品 |
2024年07月 | 資本金を1,200万円に増資 |
2024年07月 | 本社を東京都荒川区南千住に移転 |
取締役経歴
1995年ー2000年 | 非破壊検査会社検査エンジニヤリング株式会社で非破壊検査業務を担当 |
2000年ー2002年 | 株式会社アークテック(現・ノードソン・アドバンスト・テクノロジー株式会社)で イギリス製X線検査装置の導入、メンテナンス業務を担当 |
2002年ー2004年 | 株式会社メディエックステックでX線検査装置の開発、製造、導入、メンテナンスを担当 |
2004年ー2021年 | コムスキャンテクノ株式会社でX線CT装置の開発、製造、導入、メンテナンス業務を担当 |
2021年10月 | コムスキャンテクノ株式会社を退職し、株式会社VoxelWorksを設立 |
所有資格
1995年 | エックス線作業主任者資格取得 |
1996年 | ガンマ線透過写真撮影取得 |
初級システムアドミニストレータ― |
X線透視・X線CT装置の納入実績メンテナンス受託実績
弊社で製作・納品・メンテナンスしたX線CT装置リストへのリンクです。
お客様名を公開できるものを紹介しています。
弊社実験用X線CT装置開発の流れ
実験用X線CT装置を社内に設置する際の組み立て作業風景です。
人が入室可能なルーム型X線CT装置「VOXIA room シリーズ VR100V-MA-TA」は、X線管とX線検出器の組み合わせ実験や委託サンプルの撮影などに使用しております。