生産ラインや検査の場での非破壊検査X線CT装置の導入は、製品の品質管理を強化し、製品の信頼性や安全性を高めることで、企業の競争力を向上させる重要な手段です。しかし、X線CT装置は高額なため購入には慎重な検討が求められます。
目的に合わない機能や不要な機能を含むシステムを導入してしまうと、費用対効果が低くなってしまいます。

弊社では、経験豊富な技術スタッフが直接お客様とお打ち合わせを行います。
詳細なヒアリングに基づき、お客様の撮影サンプルに最適なX線管とX線検出器の組み合わせをテストします。
また、全数検査、抜き取り検査、将来的な自動化計画など、お客様の検査方法やご希望の撮影状況に合わせた最適な検査システムを構築いたします。

ぜひ一度ご相談いただければ、最適なソリューションをご提案いたします。

試験撮影から納入までの流れ

サンプル情報の通知
まずはお問い合わせフォームもしくはお電話にて、撮影予定のサンプルの具体的な特性や撮影目的についての情報をお知らせください。
サンプルの試験撮影
サンプルをご持参いただくか、もしくはご郵送いただき、試験撮影を行います。X線CT撮影により、サンプルの内部構造や目的の部分を適切に映し出せるかどうかを確認します。撮影にお立ち会いいただくことも可能ですし、確認方法としてウェブでの画面共有や撮影結果画像の送付など、状況に合わせて柔軟に対応いたします。
※弊社試験用装置での撮影となるため、サンプルに適したX線管やX線検出器を調達する必要がある場合、撮影までお時間をいただくことがあります。
お打ち合わせ
テスト撮影の結果をご確認いただき、希望通りの画像が撮れているかどうかをご確認ください。また、装置導入の目的、画像の使用目的、ご予算、ご希望納期などの詳細についてもお聞かせください。
技術スタッフが直接その場でご要望を確認し、実現可能性を検討した上で、最も理想に近い装置環境をご提案いたします。
なお、製品完成までに数回の打ち合わせを行わせていただく予定ですので、ご了承ください。
装置組立・実機検証
打ち合わせの結果を踏まえ、お客様に最適なX線CT装置を設計・組立いたします。
X線管、X線検出器、ステージ、筐体など、お客様のニーズに合わせてカスタマイズしたオンリーワンの装置となります。
完成した装置でサンプルの撮影テストを行い、満足のいく結果が得られることを確認の後、納入準備に入らせていただきます。

基本的にはこのような流れで、最適な装置構成を提案・製作いたします。まずはお気軽にお問い合わせください。