会社概要

会社名株式会社 Voxel Works / カブシキガイシャ ボクセルワークス
事業内容X線CT装置開発、製造、販売、メンテナンス、X線CT撮影サービス
設立2021年10月1日
資本金12,000,000円
本社所在地〒116-0003 東京都荒川区南千住8-5-7白髭西R&Dセンター211
代表取締役冨塚 貴史
取引銀行住信SBIネット銀行、東京東信用金庫、城北信用金庫
協力会社株式会社イェンドレッド、有限会社ホワイトラビット
所属団体日本検査機器工業会 https://www.jima.jp/

交通アクセス
JR  南千住駅東出口
つくばエクスプレス  南千住駅東出口 
地下鉄日比谷線  南千住駅北口(西)出口 

駅から
徒歩  15分
バス  バスロータリーからバスをご利用いただけます。
   系統番号:上46、錦40「南千住汐入バス停」下車

写真付アクセスマップ(PDFファイル)→

創業にあたって

弊社は、工業用X線CT装置の開発、販売、メンテナンス、X線CT撮影サービス、コンサルティングを主な業務として、2021年10月に創業いたしました。

長年にわたり非破壊検査、X線装置開発、X線CT装置開発製造に携わってきた経験を、装置制御の開発力に優れた実績を持つ株式会社イェンドレッドと3Dプログラムの豊富な経験を持つ有限会社ホワイトラビットと提携することで、実践的かつ優れた製品を提供することを実現しました。

工業用X線CT装置とは、医療用CT装置の原理を元に工業用に特化し、人体以外の様々なサンプルの高解像度な断層画像を撮影する装置であり、主に非破壊検査の分野で利用されています。
しかし、近年では装置の高精度化が進み、構造解析、寸法測定、3Dモデルの作成といった高い精度が求められる分野での活躍も期待されています。そして高精度化には、X線管・検出器・サンプルステージといったハード面と、撮影方法および3次元画像計算プログラムなどソフト面の両方をユーザー様に合わせて最適化することが何より重要です。

弊社はユーザー様に対して最適化されたハードおよびソフトを開発できる環境が整っています。これまでお取引いただいている装置ユーザー様からも信頼をいただいており、継続的に装置製造・改造・メンテナンスのご依頼を数多くいただいております。

今後も経験を積み重ね、より一層顧客のニーズに合わせてカスタマイズされたX線CTスキャン装置を開発してまいります。

2022年4月 代表 冨塚 貴史

会社沿革

2021年10月資本金300万円で設立
2022年07月資本金を900万円に増資
2022年12月東京都研究開発型創業支援施設内に南千住開発室を設立
2023年04月ものづくり補助金に採択される
2023年11月ボックス型X線CT装置VOXIA boxシリーズを開発・納品
2024年03月大型試料CT撮影システムVOXIA roomシリーズを開発・納品
2024年07月資本金を1,200万円に増資
2024年07月本社を東京都荒川区南千住に移転

取締役経歴

1995年ー2000年非破壊検査会社検査エンジニヤリング株式会社で非破壊検査業務を担当
2000年ー2002年株式会社アークテック(現・ノードソン・アドバンスト・テクノロジー株式会社)で
イギリス製X線検査装置の導入、メンテナンス業務を担当
2002年ー2004年株式会社メディエックステックでX線検査装置の開発、製造、導入、メンテナンスを担当
2004年ー2021年コムスキャンテクノ株式会社でX線CT装置の開発、製造、導入、メンテナンス業務を担当
2021年10月コムスキャンテクノ株式会社を退職し、株式会社VoxelWorksを設立

所有資格

1995年エックス線作業主任者資格取得
1996年ガンマ線透過写真撮影取得
初級システムアドミニストレータ―

X線透視・X線CT装置の納入実績メンテナンス受託実績

弊社で製作・納品・メンテナンスしたX線CT装置リストへのリンクです。
お客様名を公開できるものを紹介しています。

弊社実験用X線CT装置開発の流れ

実験用X線CT装置を社内に設置する際の組み立て作業風景です。
人が入室可能なルーム型X線CT装置「VOXIA room シリーズ VR100V-MA-TA」は、X線管とX線検出器の組み合わせ実験や委託サンプルの撮影などに使用しております。

X線照射室組み立て開始風景画像です。
X線照射室の組み立てを開始しました。
このX線照射室は、医建エンジニアリング株式会社製です。
装置は鉛が張られた板を組み合わせてできています。
X線照射室組み立て途中風景画像です。
この照射室には、X線管、X線検出器、サンプルを設置するステージが組み込まれます。
X線照射室組み立て完了画像です。照射室が完成しました。
照射室全体が鉛で覆われており、X線の漏洩を防ぐ設計になっています。また、インターロック機能によりX線照射中にはドアが開閉できないため、安全性が確保されています。
X線検出器の動作確認中画像です。
X線検出器の動作確認中です(X線は出ていません)
ンチレーター(X線を可視光に変換する物質)にX線を照射した時の様子です
シンチレーター(X線を可視光に変換する物質)にX線を照射した時の様子です。発光しているのがよくわかります。
X線照射室にX線CT装置をセットした画像です。
X線照射室が完成しました。X線を照射しての撮影作業は、照射室の左側面にある観察窓とPCモニタを通じて外部から行います。